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新しい薬をどう創るか―創薬研究の最前線 (ブルーバックス)
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| 商品カテゴリ: | 物理学,化学,数学,地学,科学,学習,知識
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| セールスランク: | 23695 位
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いわば「京大薬学部」の広告本!
薬学部志望で、どこの大学に受験しようか、あるいは京大に入学したが、さてど
の学部に進学すべきか迷っている学生や高校生には、良い本かも知れない。しか
しながら、薬学部で既に教育を受け、製薬(つまり、新しい医薬品の開発)を志
している者には、内容が大変もの足りない。主な理由は、各研究室の研究テーマ
の単なる「寄せ集め」で、全体に一貫性がないからだ。そして、講談社がわざわ
ざ「一般読者向け」に出版すべき内容でもない。従来なら「京大出版会」のよう
な所から出版すべき書物だ、国立大学が急に「法人」になって、社会に向かって
広告宣伝をせざるを得なくなったのだろうが。。。
私は「新薬スタチンの発見」とか「新薬誕生」などという書物で、ある一つの薬、あるいは数種の薬に絞って、世界的に成功した例を挙げ、いかにその創薬を進めていったかを、物語風にまとめたものが、製薬専門家にも、一般大衆にも、よりずっと興味をもって読まれ、読者に大きなインパクトを残すだろう。そういう本が近い将来、沢山出てくることを、私は大いに期待したい。
蛇足かもしれないが、京大理学部化学科出身で、武田薬品で研究者社長をしてい
た森田桂氏の「新薬はこうして生まれる」という本を数年前に読んだが、面白い
と思った。戦前、米国で「アドレナリン」を発見した高峰譲吉氏(東大工学部卒)、戦後、「スタチン」を開発した遠藤章氏(東北大農学部卒)もそうであるが、日本では国際的な医薬品の開発者が医学部や薬学部出身ではなく、農学部や理工学部出身者であることは、特に戦後の医学部や薬学部の教育内容に問題が多々あることを鋭く示唆している。
最近、薬学部も医歯学部並に「6年制」になったが、問題は年限の長さ(量)ではなく、教育内容の「実質」であると、私は思わざるを得ない。学部の広告より、学部内の抜本的改革、特に「講座制」の廃止が先ず必要だ!
薬学部発の新薬に期待
アステラス会長がある雑誌の冒頭で言っていますが、臨床を知らない薬剤師がいい医薬品を開発できるわけないと。この本を読むと薬学部への夢が広がります。でも夢だけです。
基礎創薬分野で日本の大学は弱すぎます。かといって製剤開発という臨床に近い部分でも教育が不足しています。
産官学の中、最も学が弱いです。美談より実績に期待します。
本自体は社会人1年生にも読ませる価値はあります。
目的と対象者
この書は、高校生に創薬研究の面白さを知ってもらい薬学部を志望してもらおうという目的である。しかし実際には、とても高校生がまともに読めるとは思えないような内容である。もちろん参考書、問題集ではなく、学問の入門書であるため、高校生の段階で理解する必要はないのだが、最低限のバックグラウンドがないとこの書の面白さ、すばらしさを理解することはできないだろう。
私は薬学部の学生ではないが、最も適した読者とは、2年生以上の大学生ではないだろうか。大学の授業では個々の科目が独立しているため、なかなかその統一を理解することが難しい。創薬という目的に対してどのようにアプローチしていくかわかるだろう。また私のような他学部の学生であっても、読む価値は非常にあるだろう。
創薬の面白さが伝わってくる、「薬学部、創薬研究部門の大紹介」
新薬開発の方法論、具体例を、大学の教授陣が最新の情報を交えて分かりやすくまとめた一冊。それぞれの研究からの最新の創薬の話は大変面白い。難しい理論も平易簡潔に、との気配りが感じられ、流石、大学で教えることのプロが書いていると思わせる。
著者が「京都大学大学院薬学研究科」となっていて、あとがきには「薬学部に研究に来て欲しい」というような執筆動機が書かれている。薬学部によい人材が来るように、との「薬学部大宣伝」本のようである。高校程度の知識で読むには少し難しいか、という感じもするが、執筆者たちの「意気」は伝わるだろう。
最近の「創薬」の考え方、現状など、良く書かれて各論は面白い。しかし読み進むにつれ、成功した話が多いのが少し気になった。魅力的な話でひきつけることも大事だけれど、「こういう危険性が明らかになったので規制ができた」などの研究で明らかになったマイナスの知識などもやはりきちんと紹介した方が信頼度も上がると思う。
薬を「創り出す」過程では医学の観点も必要だろうし、「製品化」の部分では企業が分担している部分もあるだろう。「創薬」という分野全体のなかでの薬学部としての観点、分担はどうなのか。薬学部だからこそできることはこれだ、ということはなんだろうか。このあたりがもう少しはっきり書かれていれば、「薬学部で創薬を」との本書執筆意図ももっと達成されただろうと思ったのだがどうだろうか。
ともあれ、「創薬」の面白さ、考え方はそれぞれの執筆者の文章から充分伝わってくる。この本で「薬を創ってみたい」と魅力を感じる人はたくさんいるに違いない。工学部に行くか、理学部の化学に行くか、医学部を選択するか、それはどうとも言えない気がするけれども。
期待しています、、、
が、医者通いの日々なんとか自分にあう薬はないものかと
いつも待っている。
アメリカ帰りのわたしの担当医はむこうならもっといい薬が
あるのになー なんてちょくちょく言う。
新しく平均的に効果をだす、すると認可される。
アメリカ流いいかげんさ(しつれい)でてきぱき速いのかも、
危険だが。日本は遅すぎる。
どうやらそのあたりに問題があるようにおもう。
薬学研究科は大向こうに評価されにくいのではないか。
日本の土壌というのはあまりかわらない。
それらと対決しつつ新薬にチャレンジしてほしい。
どう創るより私心がはいってしまった。
良い薬とはなんなのか。効く薬とはなんなのか?
一読推薦します!!
講談社
現代免疫物語 (ブルーバックス) 創薬論―プロセスと薬事制度 新薬誕生―100万分の1に挑む科学者たち 分子レベルで見た薬の働き―新しい薬に挑む生命科学 (ブルーバックス) 創薬の未来 新医薬品産業ビジョンと創薬のための5か年戦略
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